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レーベルゲート、16bit/44.1kHzのCD音質音源の配信を開始

レーベルゲートは、運営するPC音楽配信サービス「mora[モーラ]」および「mora win[モーラ ウィン]」において、ワーナーミュージック・ジャパンが発売する洋楽アーティストEnya(エンヤ)のニューアルバムについて、CD音質音源の配信を2008年11月21日(金)午前0時より開始すると発表した。

対象作品はEnyaのアルバム「And Winter Came… / 雪と氷の旋律」に収録される全12曲。販売価格は1曲200円、全曲一括購入では2,000円(いずれも税込)。

moraでの音源形式はリニアPCM(非圧縮デジタル音声)16bit / 44.1kHz、ファイル形式はOpenMG Audio(拡張子「.oma」)。mora winでの音源形式はWMAロスレス(16bit / 44.1kHzリニアPCM音源を可逆圧縮)、ファイル形式はWindows Media DRM9(拡張子「.wma」)。

ポータブル・オーディオへの転送やCD書き込みの回数規定は、既存のサービスと変わらない。また、ポータブル・オーディオの機種により、転送する際に音源の圧縮が必要となるとしている。

<コメント>
リリースでは「国内大手レコード会社としては初」としているが、当サイトで何度か紹介しているように、オンキヨーの音楽配信サービスはすでにCD音質も、それを越える音質の音源も配信している。その意味では決して目新しいサービスとは言えない。音楽配信が普及し、携帯オーディオプレーヤが普及していく中で、唯一音源の音質だけが変わっていなかった。ストレージの拡大、ブロードバンドの普及からすれば、もっと音質の向上は図られても良いのではないだろうか。

関連リンク:レーベルゲートの発表リリース

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