RIAJ、有料音楽配信の2008年第3四半期売上実績を公表

日本レコード協会（RIAJ）は、加盟全社の集計による2008年第3四半期（7-9月）の有料音楽配信売上実績を公表した。

2008年第3四半期は、数量で前年同期比97％の1億1,811万ダウンロード、金額で前年同期比111％の222億2,500万円。

内訳では、インターネットダウンロードが、数量で前年同期比130%の1,056万回、金額で前年比149％の22億9,700万円、モバイルダウンロードが、数量で前年同期比95%の1億753万回、前年比108％の195億円、サブスクリプション等その他が、金額で4億600万円。

この結果、2008年第3四半期までの累計では、数量で前年比103％の3億5,789万ダウンロード、金額で前年比122％の671億8,700万円となった。

＜コメント＞
モバイルのダウンロード数が前年同期比でマイナスとなっており、その影響で全体のダウンロード数もマイナスとなっている。金額がプラスなのは単価が上がっていることを示しており、モバイル内の内訳を見ると「着うた」から「着うたフル」への移行が進んでいることが分かる。また、主にパソコンを対象とするインターネットダウンロードはまだ伸びてはいるが、伸び率としては下がり始めていることも抑えておきたい。

関連リンク：日本レコード協会の発表リリース