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au、ビットレート320kbpsの高音質音楽配信「着うたフルプラス」を発表

KDDI、沖縄セルラーは、AAC 320kbps の高ビットレートの楽曲を提供する音楽サービス、EZ「着うたフルプラス」を2008年12月下旬から開始すると発表した。

EZ「着うたフルプラス」は、圧縮コーデックにAAC方式、高ビットレート320kbps符号化を用いて楽曲を配信するサービス。現行のEZ「着うたフル」で採用されている方式(圧縮コーデック:HE-AAC、ビットレート:48kbps)と比較してオリジナルのオーディオ情報をより損なうことなく保存することができるとしている。

対応機種はWalkman Phone, Xmini、W65T。順次追加していく予定。

EZ「着うたフル」同様、対応au携帯電話でダウンロードできるほか「au × Sony “MUSIC PROJECT”」で実現したLISMO「オーディオ機器連携」により、楽曲をソニーのHDDコンポ “ネットジューク” で迫力のサウンドで聴いたり、ウォークマンに転送することが可能。

レーベルモバイルとKDDIでは、KDDIが提供する音楽ポータル「au oneミュージック」にて、2008年12月下旬より「着うたフルプラス」の提供を行う特設サイトを開設する。この特設サイトでは、レーベルモバイルが運営する「レコード会社直営♪」の参加レコード会社より、様々なジャンルの楽曲を約1,000曲配信し、随時追加更新していく予定。

これに合わせて、2008年12月8日から統合PCソフト「LISMO Port」のバージョンアップを実施。これにより、対応携帯電話でダウンロードした「着うたフルプラス」のウォークマンへの転送、「LISMO Music Store」から「着うたフルプラス」のダウンロードが可能になる。さらに、大手レコード会社がオフィシャルに参加する音楽配信サービス「mora for LISMO」で、電子マネー「Edy」を利用した決済や、ダウンロードしたmora楽曲のCD書き込みに対応する。

<コメント>
音楽配信サービスも高音質を差別化のアピールポイントにするようになってきた。それが携帯電話向けからも出てきたのは意外。高音質化はファイルの大容量化を意味するが、ビジネス面で有望という判断もさることながら、携帯端末の通信品質がそれに耐えられるような環境になってきたということだろう。

関連リンク:KDDIの発表リリース

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