トップページ»インフラ情報»UCOM、マルチISP対応の個人向け光インターネット接続サービス「UCOM光」を発表

UCOM、マルチISP対応の個人向け光インターネット接続サービス「UCOM光」を発表

UCOMは、マルチISP対応の個人向け光インターネットサービス「UCOM光」の提供を2009年2月1日より開始すると発表した。

このサービスは、UCOMが保有するFTTH回線を提携ISPへ提供し、個人向け光インターネット接続サービスを提携ISP経由で提供するもの。提供開始にあたり、ソネットエンタテインメント向け「So-net光(UCOM)」サービスを開始予定としている。

これまでもアッカ・ネットワークスの中継網との接続によりアッカ提携ISP経由で「ACCA光(UCOM)」サービスを提供しているが、更なるISPへの効率的な提供が可能となり、より多くのチャネルからの顧客獲得および事業基盤の拡大を目指すとしている。

当初はUCOMのFTTH回線が入線済みの集合住宅を中心に提供し、当該集合住宅の居住者はより多くのISPの選択が可能になり、UCOMの回線使用料や初期費用などはISP料金とあわせISPからの一括請求となる。

<コメント>
これまでも回線のISP向け卸を行ってきたわけではないが、直接提携することにより積極的な加入者促進が見込めると判断しての戦略転換と見られる。これまでの顧客の多くを占めているUSENのGyaO光と同様の展開を見込めるかがポイントになるだろう。

関連リンク:UCOMの発表リリース

【広告】

コメント&トラックバック

トラックバックURL:http://www.emd.gr.jp/2008/12/16/780/trackback/