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ウィルコム、携帯可能な家庭用の無線LANアクセスポイントデバイスを正式発表

ウィルコムは、携帯可能な家庭用の無線LANアクセスポイントデバイス「どこでもWi-Fi(ワイファイ)<型番:WS024BF>」(バッファロー製)を、2009年2月19日より発売すると発表した。

「どこでもWi-Fi」は、ウィルコムの超小型通信モジュール「W-SIM(ウィルコム シム)」を搭載し、PHSネットワークを介し、無線LANアクセスポイントがない場所でも、さまざまな無線LAN機器をインターネットに接続できるようになるIEEE 802.11b/gに準拠した無線LANアクセスポイントデバイス。

任天堂の「ニンテンドーDS」やソニー・コンピュータエンタテインメントのPSPといった無線LANに対応した携帯ゲーム機、無線LAN機能を搭載したパソコンや、アップルの「iPod touch」などの携帯音楽プレイヤーが利用できる。

バッファローが開発した無線LANの設定を自動で行うAOSS(AirStation One-touch Secure System)を搭載、AOSSを搭載した機器であれば、専用ボタンを押すだけで簡単に接続設定が完了し、初期設定を行うことができる。

バッテリーには「約1000回の繰り返し利用が可能」という、三洋電機の単3形充電式電池「eneloop」を採用。4本で駆動し、専用充電器とセットで同梱している。

外形寸法は約70×31×110mm、質量は約260g(電池、W-SIMを含む)。

<コメント>
2008年10月に開発表明していた製品を正式発表したもの。期待された次世代PHS「WILLCOM CORE」への対応はリリース内では言及されず、実効通信速度の面では現状の規格内でしか期待できないことがネック。それでもホットスポットを持ち歩けるという製品スタイルは様々な工夫や用途が期待される。

関連リンク:ウィルコムの発表リリース

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