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ソフトバンクモバイル、パソコン向け高速モバイルデータ通信サービスを開始

ソフトバンクモバイルは、パソコン向け高速モバイルデータ通信サービス(下り最大7.2Mbps)が月額1,000円~4,980円の定額で利用できる「データ定額ボーナスパック」を、2009年3月6日より提供開始すると発表した。

「データ定額ボーナスパック」は、MVNOとして借り受けるイー・モバイル回線を使った2段階定額「データ定額プラン」と、ソフトバンク回線を利用し幅広いエリアをカバーした従量課金の「データ従量プラン」のセット。

イー・モバイルのSIMカードとソフトバンクのSIMカードを1枚ずつ発行し、トータル月額1,000円~4,980円で利用できる。

利用できるのは、新たに発売されるUSBスティック型通信端末「C01LC」。2GHzと1.7GHzのW-CDMA無線規格、GSM方式の通信に対応しており、定額プランを使う場合はイー・モバイルのSIMカードを、従量プランを使う場合はソフトバンクのSIMカードを、専用端末に装着する。

<コメント>
同日に開始したWiMAXサービスも十分に意識したと思われるデータ通信サービス。定額だがサービスエリアが狭いとされるイーモバイルの回線と自らの回線を組み合わせた強引ともとれるサービスだが、戦略としては十分に理解できる。これが通信業界の再編につながるかどうかは、こうした戦略の先行き次第とも言えるだろう。

関連リンク:ソフトバンクモバイルの発表リリース

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