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ウィルコム、データ通信サービス「WILLCOM CORE 3G」を発表

ウィルコムおよびウィルコム沖縄は、法人ユーザー向けに高速データ通信サービス「WILLCOM CORE 3G」を2009年3月9日より提供開始すると発表した。

「WILLCOM CORE 3G」は、NTTドコモのFOMAネットワークを利用することで、最大7.2Mbpsの高速データ通信が、全国100%のエリアで利用できるデータ通信サービス。5回線以上の法人名義での契約が加入の条件となる。通信方式は3G/HSDPA方式。

月額料金は945円(30万パケットまで無料)にインターネット(PRIN)接続料として525円が必要。超過パケット料金は0.0126円/パケットで、上限金額は5~14回線7,980円、15回線以上で5,985円に契約回線数を乗じたものとなる。また、当月使い切らなかったパケットは、請求先が同一の回線同士で自動分け合いすることにより、ユーザー同士で無料パケットを有効に共有することが可能。さらに、法人ユーザー毎の利用スタイルや契約数に応じて最適なカスタマイズ料金の提供を実施していくとしている。

対応製品としては、USBメモリ型接続端末「HX001IN(ネットインデックス社製)」が用意される。端末価格はデビューキャンペーンとして、2009年6月30日まで12,600円(税込)。

ウィルコムはマイクロセルネットワークの優位性を活かした、20Mbps以上の超高速・大容量データ通信が可能な「XGP」(次世代PHS)を2009年10月から本格サービス開始に向けて準備を進めている。このため、「WILLCOM CORE 3G」は2012年12月末までの提供予定となっており、「XGP」エリアの拡張により都道府県毎にサービスの提供を終了する場合があるとしている。

<コメント>
すでにいくつかのリリースで述べられているが、ウィルコムの次世代PHSサービスは「XGP」という呼称になり、それまで各所でアピールしていた「WILLCOM CORE」はWiFiや今回の3Gなど様々なインフラを統合して提供される総合的なブランドネームとなっている。肝心のXGPは2009年4月から限定サービス開始とされているが、その行方は気になるところ。

関連リンク:ウィルコムの発表リリース

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