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ウィルコム、「WILLCOM CORE XGP」のエリア限定サービスを開始
ウィルコムは、高速モバイルデータ通信「WILLCOM CORE XGP」を2009年秋から提供するにあたり、2009年4月27日から東京都の一部地区他におけるエリア限定サービスを開始すると発表した。
エリア限定サービスは東京都山手線内の一部地区他を提供エリアとし、期間は2009年4月27日~9月30日までを予定し、上り下り最大20Mbpsのモバイルデータ通信サービスを提供するもの。
第1段階として、4月27日より、都内でXGPのデモ展示を展開、アプリケーション共同実験パートナーへ順次、XGP専用データ通信カードの貸出しを開始する。 第2段階として2009年6月以降、モニターへのXGP専用データ通信カードの貸出しを開始する。
モニター対象はMVNO、企業、団体等の法人のみで一般ユーザー向けのモニター募集はない。
端末タイプはPCカード型で、NECインフロンティア製とネットインデックス製の2機種が用意される。
<コメント>
定額制のモバイルデータ通信の先鞭を付けたウィルコムだけに、期待された高速サービスだが限定サービスはユーザーも限定したものとなった。公表されたサービスエリアも決して広いとは言えず、ウィルコムより先に本格サービスを開始するモバイルWiMAXに太刀打ちできるのか危惧される内容にもなっている。イーモバイルなど先行する他社に対し、どのような戦略で対抗していくのか注目される。
関連リンク:ウィルコムの発表リリース
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