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ソニー、ヘッドホン一体型“ウォークマン”Wシリーズを発表

ソニーは、ヘッドホンコードがなく、エクササイズなどをしながらでも軽快に音楽を楽しむことができる、ヘッドホン一体型の“ウォークマン”Wシリーズ『NWD-W202』を2009年6月13日より発売すると発表した。

内蔵フラッシュメモリ容量は2GB。

対応音声圧縮方式は、MP3(32-320kbps、VBR対応)、WMA(32-192kbps、VBR対応)、ATRAC(48-352 kbps)、リニアPCM(1411 kbps)、AAC(16 – 320kbps、VBR対応)。著作権保護された音楽ファイル(音楽ダウンロードサイト「mora(モーラ)」などからダウンロード購入した楽曲や、EZ「着うたフル」EZ「着うたフルプラス」など)は、再生できない。

ヘッドホンコードのないネックバンドスタイルを採用し、耳にかけた状態でも操作がしやすい、ジョグダイヤルを採用。ジョグダイヤルを押すことで曲を再生し、再びジョグダイヤルを押すと曲が停止。ジョグダイヤルを回転させると、曲送りや曲戻しが行なえる。また、本体にはシャッフルスイッチも備えている。

「SonicStage」に搭載されている、ソニー独自の12音解析技術を利用して曲の盛り上がり部分を検出し、ダイジェスト再生する新機能「ZAPPIN」を搭載。本体のジョグダイヤルを長く押す、短く押すという簡単な操作によって、頭部に本機を装着したまま、動きながらでも選曲や曲の先送りなどが手軽に行なえる。

「ZAPPIN」には2種類あり、曲の盛り上がりを約4秒間隔で再生する“ZAPPINショート”は、曲の検索に、約15秒間隔で再生する“ZAPPINロング”は、短時間で多くの音楽の盛り上がり部分を再生でき、音楽のカウントダウン番組のような楽しみ方が可能。

広帯域再生と広ダイナミックレンジを実現する、大口径13.5mmのドライバーユニットを搭載した密閉型ヘッドホンを採用。快適な装着感と、密閉型音響構造による豊かな低音再生などの優れた音質を両立させている。

パソコンとのインターフェイスはUSB。従来からの「SonicStage」による音楽ファイル転送に加えて、その他の音楽管理ソフトウエアでPC上に保存した音楽ファイルについても、「ドラッグ&ドロップ」での転送が可能。

電源は、内蔵充電池。連続再生時間は約12 時間(MP3)、充電時間は約1.5時間。なお、3分充電で90分再生が可能になっている。

重量は、約35g(充電池含む)。

カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、ピンク、ライムグリーンの4色。

<コメント>
DRMなしの音楽配信サービスが増えてきたとはいえ、ソニーの主力モデルでDRM非対応となるのは意外。エクササイズなどと組み合わせた想定するターゲットには適した仕様であるとは考えるが。

関連リンク:ソニーの発表リリース

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