USENとケイ・オプティコム、eoID利用の音楽ポータル「OnGen for eo」を開始

USENとケイ・オプティコムは、USENが運営する楽曲ダウンロードをはじめとした音楽総合サービスサイト「OnGen USEN MUSIC SERVER」と、ケイ・オプティコムが提供する回線・コンテンツ統合型IDサービス“eoID”を連携し、音楽配信サービス「OnGen for eo」を2009年5月27日より開始すると発表した。

ケイ・オプティコムが運営するポータルサイト「eonet.jp」と86万（2009年4月末現在）の契約者数を誇るFTTHサービス「eo（イオ）光」ユーザーを中心に展開する会員認証サービス“eoID”との認証／決済の連携することにより、eoIDユーザーは簡単な利用登録だけで「OnGen for eo」サイト内の約120万の音楽・動画コンテンツの無料試聴／有料ダウンロードを利用できるようになったもの。

また今後は認証／決済連携のみならず、音楽情報ポータルサイト「eo音楽」や、関西地区で活動中のミュージシャンを応援するコンテスト「eo Music Try」での企画連動も予定していくとしている。

＜コメント＞
各ISPは単なるインターネットへの接続サービスを提供するだけでなく、その上位層となるコンテンツやサービスを提供する位置付けを指向している。ユーザーからすれば、IDの管理や決済窓口がISPに統合できれば、それだけでメリットになる。とはいえ、コンテンツを集め管理していくことはコストもかかり、一定の規模がないと収益を見込めないため、こうした連携は今後も求められていくだろう。

関連リンク：ケイ・オプティコムの発表リリース