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SCE、PSPの新モデル「PSP Go」を発表

ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、PSPの新モデル、PSP「プレイステーション・ポータブル」go(PSP-N1000)を、北米・欧州・アジア地域で2009年10月1日より、また日本で2009年11月1日より順次発売すると発表した。

搭載フラッシュメモリ容量は16GB。メモリースティックマイクロスロットを装備するが、UMDドライブは搭載されない。

対応音声圧縮形式はATRAC3、ATRAC3plus、MP3、MP4(MPEG-4 AAC)、WAVE(Linear PCM)、WMA(Windows Media Audio 9 Standard のみ)。Open MGで著作権保護されたコンテンツは、メモリースティックマイクロ上のみで再生可能。

3.8インチ 16:9ワイドスクリーンTFT液晶(480 × 272ピクセル、1,677万色)を搭載。MPEG-4 AVC/H.264やMPEG-4ビデオ再生、JPEG/BMP/PNG表示に対応する。

ディスプレイパネルを上下に動かすスライド式デザインを採用し、ディスプレイパネルを開いてボタン操作でゲームを含む様々なコンテンツが楽しめるだけでなく、閉じたままでも映像・音楽を視聴したり、PSPgoオリジナルアプリケーションの時計、カレンダーを表示することが可能。

Bluetooth無線機能を搭載し、Bluetooth規格に対応したヘッドホン、ヘッドセットが利用できるほか、PSPgo専用のビデオ出力ケーブルを用いてテレビ画面に映像を出力する際、PS3のワイヤレスコントローラを使ってPSPgoを遠隔操作することができる。

IEEE 802.11bの無線LAN、AV出力やUSBなどを兼用したマルチ端子、ヘッドフォン出力、マイク、ステレオスピーカーなどを搭載する

専用の「クレードル」(PSP-N340)も用意され、PSPgoをセットすることで簡単に充電ができ、PSPgoをクレードルに立てた状態で映画やアニメなどをお楽しみいただけます。専用のビデオ出力ケーブルを接続することで、高品位映像を手軽にテレビ画面に映し出すことが可能。

PlayStationStoreの各種コンテンツについては、PSPからの直接アクセスまたは「プレイステーション 3」(PS3)経由でのダウンロードに加え、PSPgo同梱のCD-ROMに収録されたコンテンツ管理ソフトウェア「Media Go」をPCにインストールすることで、PC経由でもダウンロードできるようになるほか、PSP対応のファイルをPCを利用して簡単に管理することができる。

さらに、2009年秋よりPSP版の提供を開始する音楽アプリケーション「SensMe channels」(仮
称)を使用すると、「Media Go」で音楽CD等から取り込み、PSPに転送した楽曲を、よりリッチなインターフェイス上で視聴することが可能になります。ソニー独自の12音解析技術により「リラックス」「ダンス」「アップビート」などのチャンネルに自動的に分類された音楽を、その時々の気分に合わせて選択し、楽しむことができる。

電源は、リチウムイオンバッテリー。外形寸法は約128×16.5×69 mm (幅×高さ×奥行き)(最大突起部除く)、質量は約158g。

カラーバリエーションは「ピアノ・ブラック」と「パール・ホワイト」の2色。

<コメント>
携帯オーディオプレーヤーが大画面を搭載し、静止画や動画を表示できるようになって以降、携帯ゲーム機、携帯電話との垣根は極端に下がってきており、一部にはクロスオーバーするようになってきた。PSPgoについては携帯ゲーム機である基本は踏まえながらも、音楽系のサービスや機能を充実させている点が興味深い。

関連リンク:ソニー・コンピュータエンタテインメントの発表リリース(PDF)

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