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トリプレットゲート、音楽付き公衆無線LAN接続サービスを発表

トリプレットゲートは、 USENグループのUCXと提携し、 2009年8月5日より、音楽ダウンロードサービスサイト「OnGen USEN MUSIC SERVER」にて、トリプレットゲートの運営する公衆無線LAN接続サービス「WirelessGate(ワイヤレスゲート)」と音楽ダウンロードサービスを組み合わせた「ワイヤレスゲート ミュージックプラン」の販売を開始すると発表した。

ワイヤレスゲートは、日本最大級の国内6,000ヵ所を超えるエリアでの利用が可能な公衆無線LAN接続サービス。ワイヤレスゲート ミュージックプランは、月額480円(税込)で「ワイヤレスゲート使い放題」と「OnGenでの毎月1曲(210円以下のもの)の音楽ダウンロード」がセットになったコンテンツ配信付き公衆無線LAN接続サービスとなる。

「OnGenでの毎月1曲の音楽ダウンロード」は、本プラン登録時、および毎月1日に、登録メールアドレス宛にOnGenダウンロードIDが配信される形で提供される。OnGenダウンロードIDは、NTTカードソリューションが運営、発行しているプリペイド式電子マネー「NET CASH」の「OnGen」専用版「OnGen MUSIC CARD」のIDとなる。

トリプレットゲートにとっては、 200万人の会員数をもつOnGenを通じたワイヤレスゲート利用者の拡大や、公衆無線LAN接続サービスとコンテンツ配信の組み合わせという新しいビジネスモデルの構築、一方、UCXにとっては、OnGenのコンテンツの拡充と新しい音楽ダウンロード方法の提供による会員へのサービス向上につながるとしている。

また、トリプレットゲートでは、今後も音楽や動画などのコンテンツ保有企業と積極的に進めていく予定としている。

<コメント>
音楽配信サービスがブロードバンドの分かりやすい利点であり、普及の鍵となるだろうことは当サイトの当初から述べてきた。これらを組み合わせたサービスの登場も当然予想されたが、成功例があまりなかったのは楽曲の充実度や購入方法の煩雑さ、圧縮方式の違いといったものがネックになっていたと考えられる。ここへ来て、そうしたものがどれだけ解決されているのか、サービスの成否が注目される。

関連リンク:トリプレットゲートの発表リリース

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