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Apple、ホームシェアリングなどの機能を搭載したiTunes 9を発表
Appleは、メディアコンテンツを購入、管理、再生するソフトウェアアプリケーションの最新版としてiTunes LP、ホームシェアリングそしてGenius Mixといった機能を搭載した「iTunes 9(アイチューンズナイン)」を発表した。
iTunes LPは、iTunes Storeの特定のアルバムで、ライブパフォーマンスビデオや歌詞、アートワーク、ライナーノート、インタビュー、写真、アルバムクレジットなど、これまで以上に多くのビジュアル機能と共に提供される機能。
iTunes LPは、Bob Dylanの”Highway 61 Revisited”、Norah Jonesの”Come Away With Me”、The Grateful Deadの”American Beauty”、そしてDave Matthew Bandの”Big Whiskey and the GrooGrux King: iTunes Pass”などのアルバムから提供される。
iTunes Extrasは、iTunes LPと同様に映画コンテンツでドキュメンタリー、カットされたシーン、インタビューそしてインタラクティブギャラリーなどを併せて提供する機能。”Twilight”、”Batman Begins”、”WALL-E”、”Iron Man”、”The Da Vinci Code” などの映画から提供される。
iTunes LPとiTunes ExtrasはMacとWindows PCのいずれでも利用できる。
ホームシェアリング機能は、家庭内のほかのコンピュータに楽曲やテレビ番組を転送できるというもの。ホームネットワーク内で最大5台のコンピュータでコンテンツを共有が可能となる。
レコメンド機能「Genius」も強化され「Genius Mix」となった。ユーザーのライブラリから相性のいい曲を選び出し、最大12のミックスを作成する。
そのほかiPhone OS 3.1との同期機能が改良され、iPhoneアプリをiTunesで並べ替えると、iPhoneに同じレイアウトで表示されるようになった。アーティスト名やジャンルによって音楽を同期させ、iPhotoの「イベント」や「人々」によって写真をシンクさせる機能も加わった。
<コメント>
iPodとともに進化を続けてきているiTunesは、単なるコンピュータ上のソフトウェアと言うだけでなく、iTunes Storeという音楽配信サービスのフロントエンドとしての役割を拡げてきている。その方針にブレはなく、ユーザーのニーズをうまく捉えている点が競合他社に足りず、Appleのリードを許している要因だろう。
関連リンク:アップルの発表リリース
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