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オンキヨー、新製品開発と新市場開拓に向けてインテルから資金調達

オンキヨーは、第三者割当によりインテルのグローバルな投資部門であるインテル キャピタルを対象に、今回新たに発行される転換社債型新株予約権付社債および新株予約権の募集を行うと発表した。なお、本社債ならびに本新株予約権の発行と併せて、インテルと開発契約を締結の予定。

2009年11月16日開催の取締役会において決議したもので、社債と新株予約権の発行日は2009年12月1日で、調達される資金の額は社債と新株予約権合わせて約7億1,583万3,333円。

調達する資金の使途は、その全額を新製品開発と新市場開拓に係る投資(研究開発費、設計費用、共同マーケティング費等)に充当する予定としており、内訳は、新製品開発の研究開発費が2億円、設計費用が3億1,500万円、市場開拓のための共同マーケティング費用が2億円。

なお、新製品開発の内容は、IAベースのデジタルオーディオシステム、CEプラットフォーム、およびMIDの開発を挙げている。これら新製品開発と新市場開拓の実現は、2011年3月期より業績に寄与し始めるものと見込んでいる。

<コメント>
すでにオンキヨーはインテルと協力関係にあり、ソーテックの買収も併せてオーディオPCと呼ばれる高音質にこだわったPCを販売するとともに、高音質の音楽配信サービスも展開している。決して順調には見えないが、この方向性は今回の資金調達で堅持されるだろう。なんとか成果を出して欲しいもの。

関連リンク:オンキヨーの発表リリース(PDF)

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