トップページ»製品情報»ケンウッド、microSDカードスロットを搭載した“Media Keg” 「MG-Fシリーズ」を発表

ケンウッド、microSDカードスロットを搭載した“Media Keg” 「MG-Fシリーズ」を発表

ケンウッドは、内蔵メモリーに加えて、簡単にメモリー容量の増設が可能なmicroSDカードスロットを搭載したデジタルメモリーオーディオプレーヤー“Media Keg”「MG-Fシリーズ」を2009年12月上旬より発売すると発表した。

内蔵フラッシュメモリ容量は4GB、8GB、16GBの3モデル。SDHC対応のmicroSDカードスロットを搭載し、メモリの増設が可能。

対応音声圧縮方式は、MP3(32kbps~320kbps(CBR/VBR))、WMA(32kbps~320kbps(CBR)、32~355kbps(VBR))、AAC(32kbps~320kbps(CBR/VBR))、WAV。WMAはDRM9にも対応する。

デジタル処理による高精度な音質調整が可能な5バンド・グラフィック・イコライザーを搭載。低音の強調や高音の伸びを増やしたりと、好みの音質にカスタマイズした調整パターンを3種類まで登録可能。また、ROCKやJAZZ、POPSなど、音楽ジャンルに合わせた6種類のサウンドモードも搭載している。

高品位なD/Aコンバーターを採用し、歪みを抑えたクリアな音楽再生を実現。また、ヘッドホンアンプとヘッドホン端子を最適にレイアウトすることで、ノイズが音質に与える悪影響を低減し、帯域のバランスやリズム感に優れた音楽再生を可能にするための高音質設計、音質チューニングを施している。

2.0インチカラーTFTディスプレイを搭載し、JPEG、BMPの画像ファイルの表示が可能。

パソコンとのインターフェイスはUSB2.0。USBストレージクラスに対応し、Windowsのエクスプローラでドラッグ&ドロップでの楽曲ファイル転送が可能。Windows Media Playerでの転送にも対応している。対応OSはWindows 2000/XP/Vista。音楽ファイルの転送や管理が簡単にできる専用ソフト「BeatJam」も付属する。

電源は内蔵リチウムイオンポリマー充電池。連続再生時間は約50時間、充電はUSB経由で約3.5時間。

外形寸法は46.5×98 ×13mm(幅×高さ×奥行き)、約62g。

カラーバリエーションは、4GBと8GBモデルがシルバー、ブラック、ピンクの3色、16GBモデルがシルバー、ブラックの2色。価格はいずれもオープン。

<コメント>
国内の携帯オーディオプレーヤー市場がほぼアップルとソニーの2社で占められている中、継続してプレーヤーを販売していこうとしている国内メーカーの存在は貴重と言える。ただ、商品の仕様を見ると、2008年9月に発表したMG-Eシリーズとほぼ変わりなく、記憶容量が増え、大きさが一回り大きくなっているだけに過ぎない。現状のラインナップはこれだけしかなく、マーケティング的には合っているのかもしれないが、国内メーカーにはもっと特色のある製品も考えてもらいたい。

関連リンク:ケンウッドの発表リリース

【広告】

コメント&トラックバック

トラックバックURL:http://www.emd.gr.jp/2009/11/19/1123/trackback/