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RIAJ、有料音楽配信の2009年間売上実績を公表

日本レコード協会(RIAJ)は、加盟全社の集計による2009年第4四半期(10月~12月)および2009年年間の有料音楽配信売上実績を公表した。

2009年第4四半期は、数量で前年同期比97%の1億1,705万ダウンロード、金額で前年同期比100%の223億5,200万円。

内訳では、インターネットダウンロードが、数量で前年同期比109%の1,201万回、金額で前年比113%の27億2,100万円、モバイルダウンロードが、数量で前年同期比95%の1億502万回、前年比99%の202億7,300万円、サブスクリプション等その他が、金額で3億5,800万円。

この結果、2009年間の累計では、数量で前年比98%の4億6,822万ダウンロード、金額で前年比100%の909億8,200万円となった。

<コメント>
2009年上半期と同様に、割合の大きいモバイルのダウンロード数と金額が前年同期比でマイナスとなっていることで、主にパソコンを対象とするインターネットダウンロードの伸びを差し引いて、音楽配信全体として数量はマイナスとなっている。この傾向の要因を不景気や違法配信サイトの増加とする論も多いが、購入したいと思える楽曲自体が不足していることも想定しなければ、景気の回復や違法配信サイトがなくなっても実績は上向かないだろう。

関連リンク:日本レコード協会の発表リリース

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