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ナップスタージャパン、サービス終了を発表

タワーレコードと、子会社のナップスタージャパンは、ナップスタージャパンが提供している全サービスの提供を、2010年5月31日までに終了することを決定したと発表した。

ナップスタージャパンに対するライセンサーである米国Napster, LLC.が米国および欧州の音楽市場に対応するため、DRMフリーへのプラットフォーム移行を進めており、ナップスタージャパンでは、楽曲の許諾およびシステムの運用等に対応するための大規模な支出なしには、今後、日本市場におけるユーザに対して現行のサービスの提供を継続することが困難になると判断したもの。

<コメント>
Napsterは以前のトラブルメーカーのイメージから脱却し、有料音楽配信サービスとして生まれ変わり、日本市場にも参入するなど好調な印象を受けていただけに唐突感は否めない。NapsterのDRMフリー対応も欧米の潮流に乗った戦略としてプラスに受け止めていたが、それが日本市場にはマイナスになった格好。日本市場には着うたなどDRM付きで好調な市場があるだけに、DRMフリーの潮流にはまだ乗れないと言うことなのだろう。

関連リンク:タワーレコードの発表リリース

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