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富士通と東芝、携帯電話事業の統合で基本合意

富士通と東芝は、携帯電話事業の強化を目的とした事業統合に基本合意したと発表した。

この基本合意にもとづき、2010年10月1日を目処に新会社を設立し、東芝の携帯電話事業を移管した上で、富士通が新会社の株式の過半を取得する予定。

両社は、今回の統合により国内における携帯電話端末の開発基盤を強化し、競争力のある携帯電話端末を開発することで国内シェアNo.1を目指すとし、また、双方が有する小型端末技術などを活かすことで、今後、市場が拡大するスマートフォンにおいて競争力の高い製品をタイムリーに提供しくとしている。

今後、両社で具体的な検討を行い、2010年7月末を目処に最終的な契約を締結する予定。

<コメント>
世界に比べれば狭いとしか言いようがない日本国内市場において、携帯電話事業者の数が多すぎることは以前から指摘され、かなり統合も進みプレーヤーの数は減っていたが、それでも単独での生き残りは難しいということなのだろう。統合形態からすると、東芝が主体となりそこに富士通が協力していく形となるようだ。

関連リンク:東芝の発表リリース

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