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米Microsoft、電池をどちらの向きでも入れられる技術を開発
米Microsoftは、電池の極性を気にせず、どちらの向きでも入れられる技術「InstaLoad」を開発したと発表した。
InstaLoadは電池の接点の機構を改善した技術で、通常は+/-と別になっているが、これを1つの接点で両極に対応するもの。これにより、電池をどちらの向きに入れても機器が動作するようになる。
単一から単四、CR123などの一般的な乾電池に適用でき、特別な回路は必要なく、電池寿命に影響を与えることもない。
Microsoftでは、この技術をデバイスメーカーにロイヤリティフリーでライセンス供与するとしており、すでにDuracellなどが、この技術を採用する意向としている。
<コメント>
携帯プレーヤーでは、デザイン性の問題などもあり乾電池で動作するモデルは少なくなっているが、こうしたユーザーの利便性を高める技術は歓迎すべきだろう。それにしても、こうしたちょっとした工夫のような技術がMicrosoftから出てくることは意外に感じる。
関連リンク:Microsoftの発表リリース
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