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ソニー、「デジタルノイズキャンセリング」機能を搭載したウォークマンSシリーズを発表

ソニーは、本体と統一されたデザインの専用スピーカー付属モデルも好みに応じて選べる“ウォークマン”『NW-S750シリーズ』『NW-S750Kシリーズ』計5機種を2010年10月9日より順次発売すると発表した。

内蔵フラッシュメモリ容量は、8GB、16GB、32GB(NW-S750シリーズのみ)。

対応音声圧縮方式は、MP3、WMA、AAC、HE-AAC、ATRAC、ATRAC Advanced Lossless、リニアPCM。著作権保護されたWMA、AACファイルは再生できない。

「Heavy」「Pop」「Jazz」「Unique」の4パターンと、お好みで設定できるカスタムモードを2つ備えた5バンドイコライザを搭載、高音域の再生帯域を補完する「DSEE」(Digital Sound Enhancement Engine) 、本来のステレオサウンドをヘッドホンへ届ける「クリアステレオ」、引き締まった力強い低音を実現する「クリアベース」を搭載する。

全機種に、周囲の騒音を約98.0%除去し、「電車・バス」「航空機」「室内」モードの中から環境に応じて選択可能な「デジタルノイズキャンセリング機能」を搭載した。

再生音を3Dプロセッサーで変換し、実在しない音源があたかもそこにあるかのような、「スタジオ」「ライブ」「クラブ」「アリーナ」「マトリックス」「カラオケ」の6つのモードのサラウンド音場を実現するバーチャルホンテクノロジー(VPT)も搭載する。

音声ファイルの再生スピードを、0.5倍速~2.0倍速の9段階から選択することができる「再生スピードコントロール」、音声ファイルの聞きたい部分(A-B間)を任意で指定すれば、その部分だけを繰り返し再生することができる「A-Bリピート」、音声ファイルを再生しながら上ボタンを押すと、1回押すごとに3秒ずつ再生位置を戻すことができる「クイックリプレイ」といった便利な3つの語学学習機能も搭載する。

効果を「強」「弱」2段階で選択可能な「ボーカルキャンセル」、音楽の再生スピードを変えることなく、音楽のキー(音階)を高低それぞれ6段階まで調節することができる「キーコントロール」からなる「カラオケモード」も搭載する。

転送した音楽を10種類のチャンネルに自動的に分類し気分や雰囲気、時間帯に合わせた音楽をシャッフル再生する「おまかせチャンネル」機能、レーベルゲートが提供する人気ランキングやおすすめの試聴曲を手軽に楽しめる新サービス「ちょい聴きmora」を楽しめる機能も搭載する。

2.0型のQVGA(320×240ドット)TFTカラー液晶を搭載。対応する動画圧縮方式はAVC(H.264/AVC)、MPEG-4、WMV(Windows Media Video9)。著作権保護されたWMVファイルは再生できない。静止画のJPEG画像も表示できる。

PCアプリケーション「x-アプリ」からの音楽転送に加えて、ドラッグ&ドロップ方式による転送も可能。音楽管理・再生ソフトウェア「iTunes」のミュージックライブラリー画面から、曲名を選んで音楽ファイルをドラッグ&ドロップ転送することも可能。

パソコンとのインターフェイスはHi-Speed USBとWM-PORT(22ピン)。FMチューナーを搭載するほか、ホームメニューに「ポッドキャスト」を用意し、音声ならびにビデオのポッドキャストに対応する。

NW-S750Kシリーズにはクレードル型スピーカーが付属する。

電源は内蔵型リチウムイオン充電池。充電方法は、WM-PORT経由のUSB充電。電池持続時間は音楽再生で約50時間(デジタルノイズキャンセリング機能使用時で約40時間)、動画再生で約10時間。充電時間は約3 時間、約1.5 時間で80%充電となる。

外形寸法は約42.7×94.2×7.5mm(幅×高さ×厚さ)。重量は約55g。

カラーバリエーションはブルー、ビビッドピンク、グリーン、バイオレット、ゴールド、ライトピンク、ホワイト、ブラックの8色。価格はいずれもオープン。

ソニースタイルでは限定色としてプリンセスライラック(メモリ8GB)モデルも用意される。

<コメント>
ソニー内では普及価格帯との位置づけだが、前モデルが細かな機能の有無で分けられていたのに比べると、機能面ではスッキリさせてカラーバリエーションを増やした格好。上位モデルとの機能差もあまりなく、音楽専用プレーヤーとして魅力的なレンジをきちんと狙ってきている印象を受ける。

関連リンク:ソニーの発表リリース

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