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au、音楽配信サービス「LISMO」をAndroid搭載スマートフォンに対応

auは、総合音楽サービス「LISMO」のAndroid搭載スマートフォン向けサービスを2010年11月26日より開始すると発表した。

Android搭載スマートフォン向けに「LISMO」アプリケーションが提供され、「LISMO player」ではauのAndroid搭載スマートフォン向け「LISMO」で購入した楽曲、統合PCソフト「LISMO Port」から転送した楽曲をはじめ、microSDに保存されている著作権保護のない音声ファイルなどを再生できる。

音楽配信ストアアプリケーションは各コンテンツプロバイダーより提供され、楽曲のダウンロードは、お好みの音楽配信ストアを選んで、「auかんたん決済」を利用して手軽に購入することが可能。配信データはAACの128kbpsで、レーベルゲートが「mora touch」、レコチョクが「レコチョクアプリ」を用意し配信する予定。

さらに、「EZweb」対応au携帯電話向けに提供している「うたとも」サービスの会員約150万人との相互のコミュニケーションや情報閲覧が可能になる「うたとも」アプリケーション、文字入力による検索に加え、街で流れている音楽をスマートフォンに聴かせたり、自分で歌ったり、様々な方法で楽曲の検索が可能な「LISMO楽曲検索」アプリケーションも提供する。

対応機種は、IS01、IS03と今後発売予定のREGZA Phone IS04、IS05。各アプリケーションは無料で提供される。

また、2010年12月下旬にはPC向け統合ソフト「LISMO Port」をバージョンアップする予定。auのAndroid搭載スマートフォン対応モデルに、CDからリッピングした楽曲や、PCからインポートした楽曲を転送できるようになる。

さらに、同じ電話番号で契約のLISMO対応au携帯電話で購入した「着うたフル」「着うたフルプラス」「ビデオクリップ」をバックアップし、auのAndroid搭載スマートフォンの「LISMO」対応機種に転送することができる。

LISMO Portの対応機種はIS03と今後発売予定のREGZA Phone IS04、IS05。PCのauホームページからダウンロードできる。

<コメント>
日本国内向けのいわゆるガラパゴス携帯に向けて進化していた音楽配信サービスは、基本的にオープンな環境であるLinuxをベースとするAndroidとはなじみにくいかと懸念されたが、なんとかアプリケーションとサービスを揃えた格好。これでiPhoneと対等に戦えるようになるのか、今後の動向が注目される。

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