マウスコンピューター、マルチメディアプレーヤーLyumo 「AD501」を発表

マウスコンピューターは、Android OSを採用した5型タッチディスプレイ搭載マルチメディアプレーヤー「Lyumo AD501 16GB」を2012年1月20日より発売すると発表した。

搭載フラッシュメモリ容量は16GB。SDHC対応のmicroSDカードスロットを搭載し、最大32GBまでの増設に対応する。

対応音声圧縮方式は、MP3、WMA（32～320Kbps）、AAC（56～160Kbps）、m4a（16～320Kbps）、OGG（Q0～Q10）、FLAC（o～8）、APE（Fast/Normal）、WAV（8～48KHz、8 or 16bit）。

6種類のプリセットイコライザにカスタムEQも搭載する。ヘッドホン出力は20mW×2ch。S/N比は90dB。

静電容量式マルチタッチ 5型TFTカラー液晶（800×480ピクセル、約1600万色）を搭載する。対応動画圧縮方式は、3GP、AVI、FLV、MP4、RM、RMVB。JPEG、BMP、PNG、TIFF各形式の静止画の表示にも対応する。

OSにAndroid OS 2.2を採用し、音楽再生用アプリ「Player」と音楽をダウンロードできる「Store」（2012年1月下旬以降にサービス開始予定）を組み合わせた統合アプリ「music.jp」をプリインストールしている。音楽再生やプレイリスト作成に加え、音楽に合わせて歌詞を表示する「うた文字」にも対応している。

アプリの追加用に、「Tapnow Market」が利用可能。便利にカテゴライズされたアプリやゲームをダウンロードして、自分なりに独自のカスタマイズをすることが可能となっている。

モノラルスピーカーを搭載し、モノラルマイクによるボイスレコーディング機能を搭載。アナログテレビ出力機能も搭載する。

無線LANはIEEE 802.11 b/g/nに対応。加速度センサ－、miniUSB2.0ポートも搭載する。

電源は内蔵リチウムポリマーバッテリー（3.7V、2200mAh）。連続音楽再生時間は約9.5時間、連続動画再生時間は約3.5時間。充電時間は約3時間。

外形寸法は幅約126×高さ約84×厚さ約15mm、重量は約204g。色はブラック、ホワイトの2色。

＜コメント＞
大きさこそ小型ではあるが、バッテリー駆動時間などからポータブルとしての利用にはあまり適さない印象。Androidを採用していることで携帯回線がなく通話が出来ないスマートフォンのような用途提案になっているが、よりマルチメディアプレーヤーとしての位置づけを強くした方がよいのではないか。

関連リンク：マウスコンピューターの発表リリース