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TransferJet、新たな拡張規格を発表

業界団体のTransferJetコンソーシアムは、非接触型の近距離無線通信技術「TransferJet(トランスファージェット)」において、IPベースのホームネットワーク上でのデータ転送や著作権対応の商用コンテンツを扱うための新しい機能を規格化したと発表した。

今回、プロトコル変換層に3つの新規格が追加され、TransferJetコネクションレイヤーのデータをシリアル、SD over SCSI、PTP/MTPのプロトコルへそれぞれマッピングする。

さらに、4つ目の規格として、IPストリームを扱う機能が2012年の第1四半期に完成予定。これにより、著作権で保護された商用コンテンツなどをDTCP-IPを使ってホームネットワーク機器に転送。対応デバイス間でやりとりすることが可能になるとしている。

<コメント>
非接触型の無線通信技術は一般ユーザーにも分かりやすい利便性の高い技術と思われるが、なかなかデジタルカメラ以外への普及には至らない。今回の拡張規格がオーディオなど他の用途への展開につながるのであれば期待したい。

関連リンク:TransferJetコンソーシアムの発表リリース(PDF)

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