トップページ»製品情報»ヒビノインターサウンド、予告していた究極のポータブルプレーヤーを延期

ヒビノインターサウンド、予告していた究極のポータブルプレーヤーを延期

ヒビノインターサウンドは、iBasso Audio 社と共同開発しているリファレンス・ミュージックプレイヤー“HDP-R10”の発売を2012 年春から延期し、2012 年夏に発売すると発表した。

発売延期の一方で、製品仕様としてはHD デジタルミュージックソースからヘッドホン、イヤホンまでの伝送損失を抑える“High Precision Trinity construction”構想をさらに強化し、ハードウェア、ソフトウェア両面から充実を図るとしている。

具体的には、DSD(DSF)、FLAC、ALAC、AIFF、AAC、WAV、WMA、OGG、APE、MP3 などの幅広いフォーマットへ対応するソフトウェアを開発。

ハードウェアでは、ヘッドホンアンプ部にTexas Instruments 社の高精度高速オペアンプ「OPA627」および高速バッファ「BUF634」をLR独立して搭載。アップサンプリング機能ではアップサンプリングした音声のデジタル出力やライン出力が可能となる。

電源も4800mAh の大容量リチウムポリマーバッテリーを搭載予定としている。

詳しい発売日に関しては決定次第、改めて案内するとしている。

<コメント> ポータブルプレーヤーが音質面での追及より、画像表示や動画表示、価格面でのアピールに終始する中、注目すべき製品と見られていただけに延期は残念。ただ、延期に伴う仕様の追及は方向性を確かなものにしている。

関連リンク:ヒビノインターサウンドの発表リリース

【広告】

コメント&トラックバック

トラックバックURL:http://www.emd.gr.jp/2012/04/26/1491/trackback/