e-onkyo、ドルビー ドルビーTrueHD 5.1chサラウンド音源配信を開始

オンキヨーエンター テイメントテクノロジーは、同社が運営する高品質音楽配信サービス「e-onkyo music」において、ドルビーラボラトリーズ社の協力により、ドルビーTreuHDによる5.1chサラウンド音源を2012年5月30日より順次配信開始すると発表した。

配信フォーマットは、ドルビーTrueHD（24bit/96kHzまたは24bit/192kHz）5.1ch（DRMフリー）。

PC向けにダウンロード配信し、配信予定価格は、アルバムが3,000円～、シングルが400円～。

サービス開始時の配信楽曲には、ノルウェーのクラシックレーベル「2L」や、国内のクラシックレーベルであるEXTONなどを持つ「オクタヴィアレコード」、オノセイゲンが主宰する「サイデラ・レコード」などを約1,000曲（約100アルバム）をラインナップする予定。

なお、ドルビーTrueHD楽曲の再生には、オンキヨーの新AVアンプ「NX-NR818」または「TX-NR707」のみ対応。再生方法は、PCからUSBメモリまたはUSB HDDにコピーし、AVアンプのUSB端子に接続して再生する方法と、PCからNASへコピーし、AVアンプのネットワーク機能で再生する方法、PCとAVアンプをLAN接続し、PCのHDDを共有フォルダとして認識させて再生する方法の3種類から選べる。

さらに、WAV/FLAC形式の5.1ch配信も同日より開始する。価格や配信楽曲は共通。

e-onkyoは、2012年秋に海外での配信も開始予定としており、ドルビーTrueHD配信についても、ワールドワイドで展開していくとしている。

＜コメント＞
音楽配信も通常のECと同様に簡単に安く手に入れるという方向性とインターネット経由でないと手に入らないという方向性があって然るべきだろう。その意味では、CDやDVDメディアでは手に入らない高品質フォーマットでの音楽配信はきちんと成立していて欲しい。

関連リンク：オンキヨーの発表リリース（PDF）