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マウスコンピューターポータブルHi-Fiオーディオプレーヤーiriver 「AK100」 を発表

マウスコンピューターは、iriverのフラッグシップとなる最大192kHz/24bitのハイレゾ音源にも対応した高級Hi-Fiオーディオシリーズ「Astell&Kern」の初プロダクトとなる「Astell&Kern AK100 32GB ソリッドブラック」を2012年10月27日より発売すると発表した。

搭載フラッシュメモリ容量は32GB。SDHC対応のmicroSDカードスロット2つを搭載し、各最大32GBまでの増設に対応する。

対応音声圧縮方式は、MP3、WMA、OGG、FLAC、APE。ビットレートはMP3/WMAが8Kbps~320Kbps、OGGがQ10まで、FLACが0~8。

量子化ビット数は8/16/24bit、サンプリングレートは8/16/32/44.1/48/88.2/96/176.4/192kHzに対応し、最高24bit/192kHzのFLACやWAVを再生できる。

DACチップはWolfsonの「WM8740」を搭載。チューニン グにより、WM8740 の本来持っている極めて 高いオーディオ特性や性能を限界まで引き出すことに特 化して開発。110dB 以上の高いダイナミックレンジ、10Hz~20kHz の広い周波数範囲に おいて極めて少ない偏差±0.02dB の周波数特性、ノイズを限りなく少なくした110dB の高S/N 比、ス テレオ干渉が非常に少ない-120dB のクロストークを実現。歪率はTHD+N 0.0009%、IMD 0.003%と極め て低く、クロックジッターは90ps となっている。

本体には2.4型1600万色 QVGA(320 x 240)TFT液晶ディスプレイを搭載。アルバムアートやID3タグ、歌詞(LRC形式)も表示できる。また、静電容量タッチパネルで操作ができる。

光デジタル入出力端子による「DDC/DAC モード」を搭載し、S/PDIF 出力に対応したPC やCD プレーヤー 等から光デジタルで出力されたデジタル音声信号をAK100 に搭載されているWM8740 を利用して高音質 に変換し、イヤホンやヘッドホンで再生、または光デジタルで再出力することが可能。

パソコンとのインターフェイスはUSB2.0(MicroUSB)、マスストレージに対応する。また、Bluetooth 3.0(プロファイル:A2DP/HFP)も搭載する。

電源は内蔵リチウムポリマー充電池でUSB給電が可能。2000mAh の容量を持ち、連続音楽再生時間はFLAC/192kHz/24bitで約12時間。充電時間は約5.5時間。

筐体は高剛性のアルミニウム素材を使用し、外形寸法は幅約59.2×高さ約79×厚さ約14.4mm、重量は約122g。色はソリッドブラックのみ。

<コメント> オーディオCDを超えるハイレゾ音源の配信はオンキヨーなどが以前より手がけているが、再生機器が乏しく、携帯できる機器と言えば皆無に近かった。そうした再生環境も一足先に発売したヒビノのプレーヤーが人気を博すなど変化が見え始めた。動画再生機能やファッション性は持たないが、愚直に高音質を求めるプレーヤーはもっとあっても良い。

関連リンク:マウスコンピューターの発表リリース

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