ACCESSPORT、Android/PC向け音楽配信サービスを開始

ACCESSPORTは、PCからAndroid端末を管理することのできるユーティリティ機能を兼ね備えた総合プラットフォーム「Tapnow」（タップナウ）のAndroidアプリ「Tapnowマーケット」において、音楽配信サービス「Tapnowミュージックストア」を2012年12月18日からオープンすると発表した。

配信する楽曲ファイルのビットレートは320kbps、DRMはかけられていない。

販売価格は1曲250円前後、アルバム2000円前後。

楽曲はサービス開始時点でアップフロントワークス、エイベックス・マーケティング、ワーナーミュージック・ジャパンの音楽レーベル各社から提供される約35万曲を用意する。

購入にはクレジットカード決済、キャリア決済（docomo、Softbank、au）、ポイント決済(永久不滅ポイント、Tapnowポイント）による多彩な決済手段を用意している。

なお、PCクライアントソフト「Tapnow」とAndroid端末をUSBケーブルを用いて連携させることにより、Androidアプリから購入した楽曲をPCに移行、簡単に管理することができる。
また、2012年12月下旬にはWindows PCクライアントソフト版の「Tapnowミュージックストア」をオープンする予定。これにより、ユーザーはAndroidアプリ版とPCクライアントソフト版、どちらのストアから楽曲を購入しても、複数のデバイスで音楽を楽しむことができる。

＜コメント＞
DRMフリーの流れを受けての新しいサービス。スマートフォンとPCとの連携を始めとする使い勝手の良さを売りとしている印象。レーベルが一定の条件の下で複数の配信サービスに楽曲を提供するならば、いかに多くの顧客を集め飽きさせずに継続して購入行動を取らせるかという点がポイントになる。その意味ではまだ新規参入の余地は残っているとも言える。

関連リンク：ACCESSPORTのプレスリリース