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マイクロソフト、Windows PC/タブレット向け音楽配信サービス Xbox Musicを提供開始

日本マイクロソフトは、Windows 8.1およびWindows RT 8.1搭載PC/タブレット向けの新たなサービスとして、Xbox Musicの提供を2013年12月20日より開始すると発表した。

Xbox Musicは、ダウンロード型音楽配信サービス。フォーマットはMP3で、ビットレートは320kbps(一部楽曲はビットレートが異なる)。1曲単位でもアルバム単位でも購入は可能。1曲の中心価格帯は150~250円。DRMフリーで、PC以外のプレーヤーでも再生できる。

タッチ操作に最適化されたユーザーインターフェースが特徴で、Windows 8.1およびWindows RT 8.1の標準搭載アプリ「ミュージック」から簡単に利用できる。

決済方法はクレジット カードとプリペイド方式の「Windows ストア ギフトカード」および「Xbox ギフトカード」を自分のMicrosoft アカウントにチャージすることで購入することができる。

Microsoftアカウントでサインインすることで、最大4台までのWindows 8.1/Windows RT 8.1 搭載PCやタブレットで、購入した楽曲を再ダウンロードし、自分のコレクションを共有できる。

また、Windows 8.1およびWindows RT 8.1 に統合された検索エンジン「Bing スマート検索」と連携して、Webサイト、デバイス内のストレージなど情報の掲載先やファイルの保存先を意識することなく、アーティストや楽曲の情報を一度にまとめて検索することができる。

Xbox Musicで購入した楽曲に加えて、他の音楽配信サービスで購入した楽曲などもXbox Musicで自分のコレクションとして簡単に管理できる。

サービス開始に際しては、日本の音楽会社9社が参加し、国内レーベルの楽曲を含めた約2,500万曲を用意した。また、今後は最新のアーティストやヒットチャートの楽曲などの新作を随時追加配信することに加えて、参加レーベルを順次拡大していくとしている。

<コメント>
IT業界のビッグプレーヤーであるマイクロソフトが手掛ける音楽配信サービスとしては遅きに失した感が強い。しかしながら、自ら開発していたWMAやWDRMなどに拘らず、DRMフリーのMP3で再生デバイスも制限せず、再ダウンロード権も柔軟に設定するなど、後発ならではの時流に合わせたサービスとなっている。惜しむらくは欧米ではサービスの核になっているXboxが日本でさほど多く流通しておらず、携帯型のデバイスも用意されていないことだろう。

関連リンク:日本マイクロソフトの発表リリース

 

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