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サンディスク、高速化した組み込み用NANDフラッシュを開発

サンディスクコーポレーションは、組み込み用NANDフラッシュメモリのシリーズ「iNANDエクストリーム」の次世代製品を発表した。

今回発表したiNANDエクストリームは、最新のe.MMC 5.0規格対応などにより、データ転送にかかわる遅延時間を低減しつつ帯域幅を効率的に使用することを実現、シーケンシャル書込み、読込み速度はそれぞれ最大80MB/秒、300MB/秒となっている。

なお、19ナノメートル(nm)製造技術の第2世代となる業界主力の1Ynmプロセス技術で製造され、サイズ11.5mm x 13mm、厚さ1.0 mmのパッケージで64GBのストレージ容量を実現している。

すでにサンプル品が顧客向けに提供開始されており、2014年第2四半期に量産開始予定。

<コメント>
組み込み用途でもフラッシュメモリの高速化が求められているが、リリースによるとこの要望は4K映像のデータを扱う上でのもののようだ。とはいえ、オーディオプレーヤーでもより安価に大容量のモデルが生産出来るとなればハイレゾプレーヤーへの適用も期待したい。

関連リンク:サンディスクの発表リリース

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