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KDDI、下り150Mbpsのキャリアアグリゲーションを導入
KDDI、沖縄セルラーは、2014年夏を目途にLTEの次世代高速通信規格「LTE-Advanced」の技術であるキャリアアグリゲーションを導入すると発表した。
現在のLTE規格では、連続した20MHz帯域までしか利用することができないが、LTE-Advancedでは、キャリアアグリゲーション技術によって、複数の周波数帯域を重ねることで、最大100MHzまでの周波数帯域の利用が可能となる。
KDDIでは、このキャリアアグリゲーション技術を導入し、800MHzの10MHz帯域と2.1GHzの10MHz帯域を重ねることにより受信の通信速度最大150Mbpsを実現する。
また、異なる周波数帯で同時にLTEデータ通信が可能になるため、周波数毎の混雑状況や電波環境に応じて最適なスループットを提供することができるとしている。
導入時期は2014年夏を予定しており、キャリアアグリゲーション対応のauスマートフォンが対象となる。
最大150Mbps対応エリアは導入時に約2,500地点、2015年3月末時点で全国約20,000地点を予定している。
<コメント>
技術的には興味深いが、これをアピールするには一般ウケするキャッチフレーズが必要だろう。それに対応していないスマートフォンへの配慮も必要となりそう。
関連リンク:KDDIの発表リリース
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