2001/01/19

ソニー系プリペイド型電子マネー・サービス会社が設立

 
 2000年12月25日に発表されたとおり、ソニー、NTTドコモ、さくら銀行など11社は、非接触ICカードを利用したプリペイド型電子マネーサービス「Edy」の事業会社として「ビットワレット株式会社(以下、ビットワレット)」を設立したと発表した。
 ビットワレットは2001年10月からの本格サービスを目指し、2001年3月よりリアル/サイバー双方において実験サービスを開始する。
 リアルでは、コンビニエンス・ストア「am/pm」(日比谷エリア数店舗)にて、さくら銀行発行のEdyカードを配布、店舗内の入金機で預金口座からの振り替え、店舗内レジでの支払いを行う。
 一方、サイバーではPC用リーダ/ライタ約300台をテストユーザーに貸し出し、インターネット上でクレジットカードを使った入金およびソニー・ミュージックエンタテインメントが運営する音楽配信サイト「bitmusic」においてダウンロード支払いの試験サービスを行う。
 ビットワレットの資本金は50億円。資本構成は以下の通り。
  • ソニー株式会社 5%
  • 株式会社ソニーファイナンスインタナショナル 42%
  • 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 15%
  • 株式会社さくら銀行 5%
  • さくら情報システム株式会社 6%
  • 株式会社日本総合研究所 4%
  • トヨタ自動車株式会社 5%
  • 株式会社デンソー 5%
  • 株式会社ディーディーアイ 5%
  • 株式会社三和銀行 4%
  • 株式会社東京三菱銀行 4%
<コメント>
 当サイト12月26日付記事の後追い。実験段階からEMDでの利用を含めているところが興味深い。果たしてEMDの普及の後押しとなるだろうか。

関連リンク:ニュースリリース
       当サイト12月26日付の記事
 
 
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