NTT東日本と西日本（以下NTT東西）は11月14日に郵政省に申請していたxDSL事業者向け接続サービス料金について、電気通信審議会からの答申を受け、さらに価格を下げる補正申請を行った。
11月の申請はこれまで月額800円だったものを410円とする申請であった。これに対して12月7日には公聴会が開かれたが出席したxDSL事業者側からはさらなる値下げを求める意見が続出していた。今回、この公聴会を踏まえ、電気通信審議会は月額187円が適当との答申を出し、NTT東西はこの答申通りの月額187円で補正申請を行った。
これに伴い、12日に発表したフレッツ・ADSLなどのサービス料金も月額200円ずつ値下げの補正を行った。その代わり、新たに申し込み時に800円の手続き費用が追加になっている。
＜コメント＞
郵政省の通信分野に関する影響力の強さと取り組みの本気さを伺わせる。誰でもアジア最低の通信環境という汚名は晴らしたいところなのだろう。こうした料金というものは簡単に下がることはないと思いこまされていたようだ。NTTも言われれば出せる数字が最初に出てこないところはもう言葉もありません。
関連リンク：NTT東日本のリリース |
