家庭向け無線ネットワーク技術の非営利標準化団体HomeRF
Working Groupは、新たに10Mbpsの通信速度をサポートする新規格「HomeRF 2.0」を正式に承認したと発表した。
HomeRF(Radio Frequency)は家庭内無線ネットワーク技術「SWAP(Shared Wireless
Access Protocol)」策定のために設立された業界団体。 技術のベースにはIEEE802.11を用い、2.4GHzの帯域を利用する。今回のバージョンにより、通信速度が1.6Mbpsから10Mbpsへと引き上げられた。
同様の無線ネットワーク技術にはIEEE802.11bがあるが、HomeRFは家庭内のコンピュータ、TV、電話、オーディオ機器などをネットワーク化することを目的としている。
そのため、ストリーミングメディアやテレフォニーサービスをサポートし、128ビットのセキュリティも施す。 また、電子レンジやコードレスホン、ブルートゥースデバイスなどが発生する家庭内のノイズとなる電波を防ぐ方策も採られている。
なお、HomeRFの対応製品はIntel、Compaq、Motorola、National Semiconductor、SIEMENS、PROXIMなどがPromoterとなって開発の予定。
<コメント>
単なる無線LAN技術ではIEEE802.11bの製品化および低価格化が進んでおり、家庭内でも利用され始めている。
HomeRFが棲み分けを狙うのであれば、その利点を生かした家庭向け製品を素早く提示する必要があるだろう。
関連リンク:HomeRFの発表リリース |