日本テキサス・インスツルメンツは、低消費電力DSPの新製品「TMS320VC5509」「TMS320VC5502」の2製品を発表した。
いずれも2000年に発表された超低消費電力高性能DSPコア「TMS320C55x」をベースにした製品。
C5509は様々なインターフェースやペリフェラルを内包しワンチップでシステムの大部分をくむことのできる高機能モデル、C5502はコストパフォーマンスに優れたモデルとなっている。
C5509は以下のインターフェースやペリフェラルを集積し、部品点数の削減により製品の小型化を図ることができる。
・メモリースティック、マルチメディアカード、SDカードのインターフェース
・USB1.1ポート、I2Cインターフェース
・10ビットADC、ウォッチドッグ・タイマ、リアルタイムクロック
また、JPEG、MPEG4を初めとする画像圧縮規格や音声圧縮規格をサポート、電力効率にも優れDSPを利用した携帯端末の電池寿命を最大70%伸ばすことができる。
製品としてはPDAや携帯電話、ポータブルマルチメディアアプライアンスへの利用に最適としている。
サンプル出荷の開始は2001年6月から、量産開始予定は2002年第1四半期。1万個ロットの単価で18$。
当初は144MHz駆動で288MIPSの演算性能を誇るが、2001年第1四半期には200MHz駆動で400MIPS版も追加でサンプル出荷予定。
C5502はコストパフォーマンスに優れた製品。サンプル出荷開始予定が2002年第1四半期、量産開始予定が2002年第3四半期となっている。
1万個ロットでの単価は$9.95。320MIPSの演算性能を誇る160MHz駆動版と同400MIPSの200MHz版が予定されている。
<コメント>
EMDプレーヤーへの利用はC5509の方だろう。これまで実績のあるソニー、三洋製品の2001年度末モデル辺りに搭載が見込まれる。
関連リンク:日本TIの発表リリース |