米Texas Instrumentsは、FCC(米連邦通信委員会)が規制の見直しを決めたことに受けて、IEEE802.11b規格を22Mbpsへ引き上げる技術をアピールした。
TIの技術はPBCC(Packet Binary Convolutional Code)と呼ばれ、今のところ最大11MbpsとなっているIEEE802.11bの無線LAN規格を最大22Mbpsにまで拡張する。
これまでのIEEE802.11bとの下位互換性を保っており、既に対応チップACX101も発表している。
これに先立つ2001年5月10日付けでFCCでは無線LANに対する規制の見直しを決めていた。 2.4GHzの周波数帯域を使うIEEE802.11bは電子レンジやコードレス電話などとの干渉を避ける意味で通信レートを11Mbpsに制限されていた。
制限決定以降の技術革新によってより高い通信レートでも干渉を回避することが可能になったため規制を見直すもの。
IEEEでも規制が見直された場合の高速規格として「IEEE802.11g」を策定中。TIのPBCC-22はこのIEEE802.11gの規格候補の一つとなっている。
<コメント>
国内でも低価格化による普及がめざましい無線LANもさらなる高速化の準備が進められている。 今後は5GHz帯を利用するIEEE802.11aや家庭内無線LANとして策定されたHomeRFなどとの棲み分けが必要になってくるだろう。
関連リンク:TIの発表リリース |