Motorolaはモバイル向けプロセッサ「DragonBall」シリーズの新製品「DragonBall
MX1」「DragonBall Super VZ」を発表した。
DragonBall MX1は同社では初めてARMコアをベースにした製品。ARM920Tをベースに140〜200MHzの動作クロックで駆動する。
性能はIntelのStrongARMに匹敵するという。Bluetoothにも対応しており、2001年第4四半期の初めにサンプル出荷予定。量産は2002年第1四半期予定。価格は1万個ロットで$19。
DragonBall Super VZは現行のVZの後継に当たる68Kコアベースの製品。動作クロックは66MHzと倍以上のスピードになっている。MX1と同様2001年第4四半期の初めにサンプル出荷予定。
量産は2002年第1四半期を予定している。価格は1万個ロットで$14。
DragonBallプロセッサはPalmに代表されるPDA市場で75%以上のシェアを持っている。但しPalmが2000年にARMコアのプロセッサのサポートを表明したことからIntelやTIといったメーカーの攻勢が予想されていた。
今回のARMコアのMX1はこの対抗策として打ち出した製品といえる。
MX1とSuper VZのいずれもMMC/SDカードとメモリスティックの拡張インターフェースを備える。PalmOS、WindowsCEとPocketPC、Linux、EPOCをサポートする。
当面はMX1をハイエンド、Super VZをエントリーレベルと棲み分けていく方針。今後はPDAだけでなく、携帯電話、インターネットアプライアンス、タブレット、MP3プレーヤーなどをターゲットとしていくとしている。
<コメント>
EMDプレーヤー専用のプロセッサではないが、リリースの中にはターゲットとして挙げられている。Palm自体の業績悪化によりプロセッサの応用製品を増やす必要が出てきているものと推察される。
関連リンク:Motorolaの発表リリース |