米RealNetworksはデジタルコンテンツ配信のためのプラットフォーム「RealSystem
Media Commerce Suite」を発表した。
RealSystem Media Commerce Suiteは同社の配信システム「RealSystem
iQ」と組み合わせることにより、映画や音楽のデジタルコンテンツ配信サービスを構築できる。 RealSystem
Media Commerce Suiteは以下の4つのソフトウェアから構成される。
・RealSystem Packager:エンコードしたファイルをダウンロードやストリーミングできる状態のファイルに加工する工程を行うソフトウェア。高度な暗号化技術により埋め込まれたコンテンツ情報のセキュリティを高める。
・RealSystem License Server:著作権保護を施されたデジタルコンテンツに対して著作者から設定された条件に従って利用許可のライセンスを発行する。
「購入」「レンタル」「ビデオオンデマンド」「広告宣伝」、また「シンジケート」といったBtoBのビジネスモデルにも対応する。
サーバOSに非依存でHP-UX、IBM AIX、Linux、Sun Solaris、Windows NT/2000をサポートする。
・RealSystem Trusted Delivery Plug-in:RealSystem iQのPtoP機能を最大限に活用する配信機能を提供するプラグイン。
・Media Commerce Upgrade for RealPlayer:セキュアなデジタルコンテンツを利用するためのRealPlayerの無料アップグレード。RealNetworksのAutoUpdateサービスで提供される。
RealSystem Media Commerce SuiteはRealNetworksがAOL Warner、EMI、Bertelsmannと2001年後半にスタートする音楽配信サービスMusicNetで利用される予定。
また、同時に発表された記述言語「XMCL」に対応予定となっており、同様に対応予定となっているIntertrustのDRM技術と組み合わせることも可能としている。
<コメント>
著作権保護技術のシステムではなく、それを補完して配信サービスを行うためのサーバ製品群。オープンな記述言語を通して他社のDRMシステムと連携できるなど自社技術にこだわらない姿勢は評価できるだろう。
関連リンク:RealNetworksの発表リリース |