社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)は、音楽の電子透かし技術の最終選定作業「STEP2001」を実施するとして、要項を発表した。
STEP2001はJASRAC並びに国際的著作権管理団体CISAC、BIEMが実施主体となる。プロジェクトリーダーはJASRACが務め、事務局及び実験業務はJASRACの委託により野村総合研究所(NRI)が担当する。
実験には日本音響研究所が協力し、世界各国の著作権管理団体が後援するとしている。
実施スケジュールとしては募集締め切りが2001年7月25日(日本時間)で、参加企業は実験に必要な課題を2001年9月25日までに事務局へ提出することとなっている。
事務局は評価に必要な実験を2001年9月25日までに完了し、デジタル音楽著作物流通における「利用可能な技術水準」の策定と「同水準の能力を有する技術(企業)」の選定を行った上で、2001年10月に公表する予定。
なお、同様の実験は2000年にも「STEP2000」として実施され、5社が推奨可能な技術を保有する企業として認定されている。
<コメント>
インターネットを経由する音楽配信において著作権技術も収斂しつつある今、電子透かし技術の選定にどれほどの意味があるのかは不明確。
ただ、要項などを見るとデジタルテレビなどの放送メディアでの利用も念頭に置いているものと推察される。
関連リンク:JASRACの発表リリース |