米Dataplayは米Reciprocalと、エンドユーザーだけでなくメディア企業にとっても携帯性、安全性、使いやすさを提供する電子メディア流通分野で提携を結んだと発表した。
Reciprocalはデジタルコンテンツの配信インフラの提供サービスを展開している企業。
今回の提携により、ReciprocalはCoconuts、Best Buy、 Circuit City、Targetを含む小売業者や流通業者などの広範囲なネットワークに対してデジタルコンテンツ配信サービスを展開することになる。
また、この提携は記録済みDataplayメディアのコンテンツを有効にすることで、ダウンロードよりも早く簡単にデジタルコンテンツの購入ができるというDataplayの新たな事業展開を示している。
具体的には、記録済みDataplayメディアは流通業者や小売業者を経由してエンドユーザーの手に渡る。この時点でメディアに記録されているコンテンツにはセキュリティがかかっており利用できない。
これを有効にするための認証と課金処理をReciprocalが行うことになる。
このビジネスモデルにより、500MBの容量を持つDataplayメディアはアルバム5枚分の音楽、数百枚の高解像度写真、何十ものゲームを収録したパッケージながら約$10で小売店に並ぶとしている。
既にUniversal Music Group、EMI Recorded Music、BMG Entertainment、Rosetta Booksが記録済みDataplayメディアのリリースを計画しており、東芝、サムスン、オリンパス、Creative Labs、SonicBlueといった電子機器メーカーがDataplay対応製品をリリースする予定となっている。
Dataplayでは今回の提携を小売業者のネットワークとコンテンツホルダーと電子機器メーカーを結びつける同社の戦略を完成させる最後の一片だとしている。
<コメント>
デジタルコンテンツの有効に伴いユーザーが支払った料金はある程度、小売業者や流通業者に還元されることになるのだろう。同様のビジネスモデルは何度か提案されているが、
メモリカードより遙かに安価なメディアを使うため実現見込みも大きいと思われる。ただし、日本に於いては決済の仕組みなどが違うため、Reciprocalの役割をするパートナー選びが重要になるだろう。
関連リンク:Dataplayの発表リリース |