2001/11/10
シーラス・ロジック、家庭・SOHO向け
無線ネットワーキング・ソリューションを発表
 
 シーラス・ロジックは、同社の無線ネットワーキング部門(旧ShareWave)がWhitecap2ネットワーク・プロトコルを採用したBodega無線LAN製品ファミリーの本格的な生産体制に入ったと発表した。

 Whitecap2は、マルチメディアとサービス品質(QoS)に対応した業界初のWi-Fi(802.11b)認定ソリューションで、IEEE 802.11eとして策定されている規格。
 そのため、Whitecap2を採用した製品は、企業や学校、空港、ホテルなどの公共分野への導入が進んでいる、Wi-Fiネットワークとの相互運用性がある。

 Whitecap2は、企業よりもむしろ家庭・SOHO向けに開発されており、MPEG-2ビデオやCD並みの品質のオーディオなどHi-Fiエンターテイメント・コンテンツのサポート、電子レンジやコードレス電話などが原因で発生する干渉に対する防護、ユーザーにとって使いやすい機能が搭載されている。
 これにより、例えばネットワーク対応のセット・トップ・ボックス、デジタル・ビデオ・レコーダ、ホームゲートウェイ、無線MP3プレーヤー、モバイルWebパッド、デジタル・オーディオ/ビデオ・ジュークボックスといった製品で採用されるとしている。

 Bodega無線LANプラットフォームとは、CS22210無線PCI/USBコントローラ、CS22220無線PCMCIAコントローラ、CS22230無線ミニPCIコントローラ、CS22250無線10BTコントローラ、およびCS22270無線マルチリンク・コントローラからなるCS22200シリーズで構成される。
 現在、PanasonicとNETGEARの製品などで採用されているWhitecap1技術との下位互換性も確保しており、ソフトウェアでのアップグレードで正式なIEEE802.11e規格に対応する予定。

 シーラス・ロジックでは、Whitecap2を採用した製品の本格的な生産体制に入っており、家庭向け製品は2002年上半期に発売されると見込んでいる。

<コメント>
ブロードバンド環境の普及に伴い、狭い日本の住宅環境ではケーブルの引き回しも難しく、無線LAN市場が大きく伸びている。より家庭向けにマルチメディアに対応したIEEE802.11eは下位互換性があることで導入も容易く、大いに期待される。

関連リンク:シーラス・ロジックの発表リリース
 
 
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