2001/12/11
「セキュアマルチメディアカード」が
MMCAのコンテンツ保護・配信の標準規格として採用
 
 日立製作所と三洋電機は、コンテンツ保護機能付き「セキュアマルチメディアカード」が、マルチメディアカードアソシエーション(MMCA)において、コンテンツ保護・配信を行う標準規格として採用されたと発表した。

  「セキュアマルチメディアカード」は、標準の「マルチメディアカード」との互換性を保ちながら、ICカードで実績の有る公開鍵技術基盤(PKI)を用い、さらに暗号鍵などの秘密情報をハードウェアで保護している。 また、コンテンツ保護と共にユーザの利便性を考慮した「超流通」の機能により、「暗号化されたコンテンツ」と「暗号を解く鍵であるライセンス」を別々に流通することができる。

 この仕様に基づく「セキュアマルチメディアカード」は、デジタル音楽配信システム「ケータイdeミュージック」の記録メディアとして既に発売されており、「ケータイdeミュージック」は、DDIポケットの「Sound Market(サウンドマーケット)」サービスとして2000年11月から実用化されている。

 MMCAは、モバイル用途の小型・低消費電力カードの標準化、普及活動を行う団体で、1998年に14社で設立された。現在では世界各国の携帯電話や、PDA、シリコンオーディオプレーヤ等のシステムメーカ、半導体/カードメーカや、周辺ハード/ソフトメーカ100社以上で構成されている。

 今回の採用により、「セキュアマルチメディアカード」が安全で柔軟なデジタルコンテンツの配信、記録、再生技術であることが裏付けられ、標準化されることにより、今後さらなる普及が期待されるとしている。

<コメント>
発表の中にもある通り、既に実用化から1年が経過しており、その間にすっかり影が薄くなっている。対応製品もほとんど無く、新製品の案内も聞こえてこない。マルチメディアカードとの互換性を保ったコンテンツ保護機能付きのフラッシュメモリカードにはSDカードがあり、こちらの勢いばかりが目立つ。

関連リンク:日立製作所の発表リリース
       三洋電機の発表リリース
       MMCAのサイト
 
 
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