2001/12/14
日立、マルチメディアカード対応インタフェースと暗号処理機能
USBインタフェースを内蔵した16ビットマイコンを発表
 
 日立製作所は、マルチメディアカード(MMC)対応インタフェースとコンテンツ保護に対応した暗号演算器を搭載、さらにUSBインタフェースと256Kバイトのフラッシュメモリを1チップに内蔵したF-ZTATTMマイコン「H8S/2158F」を製品化したと発表した。

 「H8S/2158F」は、高性能16ビットCPUコア「H8S/2000」を搭載し、MMCインタフェース、暗号演算器、USBインタフェース等を1チップに集積した製品。

 MMCインタフェースは、MultiMediaCardモードとSPI(Serial Peripheral Interface)モードの両モードに対応し、2枚のマルチメディアカードの制御が可能。
 さらに暗号演算器は、「ケータイdeミュージック」規格に採用されている「UDAC-MB」暗号方式に対応、25MHzの動作周波数で高速な暗号処理を行なえることから、「UDAC-MB」によるコンテンツ保護を組み込む機器に最適となっている。

 また、USB規格Ver1.1に対応したUSBファンクションを内蔵。コントロール、インタラプト、バルク転送をサポートし、最大12Mbpsの高速転送が可能。これにより、PCからの大容量データを本インタフェースで高速に受け取り、マルチメディアカードに書き込むことが可能となっている。

 パッケージは112ピンプラスチックのCSP、100ピンプラスチックのTQFPを用意。サンプル価格は各1,800円。2002年2月からサンプル出荷開始予定。

 応用製品例としてはオーディオプレーヤ、メモリカードリーダ/ライタ、デジタルカメラ、電子辞書などをあげている。

<コメント>
明らかに「ケータイdeミュージック」対応製品のために作られたマイコン。対応製品の少なさで分の悪い「ケータイdeミュージック」方式だが、このチップによる製品が登場するまでに生き残れるかが課題か。

関連リンク:日立製作所の発表リリース
 
 
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