日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は、低消費電力『TMS320C54x』コアで大容量オンチップROMを内蔵したDSP、『TMS320VC5407』および『TMS320VC5404』を発表した。
両製品は内蔵したオンチップROMにより、外付けのメモリーを必要とせず、わずか50mWの消費電力で120MIPSの高速処理を実現する。
特に『TMS320VC5407』は、既存製品の約7倍にあたる120KワードのオンチップROMを内蔵し、デジタル・オーディオ・プレーヤーや携帯電話など低消費電力かつ大容量メモリーを必要とし、また低価格で大量生産が要求される一般民生製品に最適としている。
また、両製品にはコストと消費電力を低減するペリフェラルが豊富に搭載されている。
『TMS320C54x』DSPファミリの製品としては初めて、ハードウェアUARTを搭載し、マイクロ・コントローラや無線通信サブシステムとのインターフェイスを簡素化している。
さらに、DSPソフトウェア技術インフラ『eXpressDSP(エクスプレスDSP)』をサポートしており、複雑なソフトウェア開発の作業を大幅に簡素化できる。
両製品は、既に出荷開始されており、一万個受注時の単価は『TMS320VC5407』が1,850円、『TMS320VC5404』が1,120円。C54x製品のスターター・キットと評価モジュールも、日本TIの販売代理店を通じて提供される。
<コメント>
ROMの大容量化というアプローチで低消費電力と低コストを実現している。これが製品に搭載された際にどのような特徴を持った製品となるのか興味深い。
関連リンク:日本テキサス・インスツルメンツの発表リリース |