リコーは、PCカードコントローラとIEEE1394コントローラを集積化したPCインターフェースLSI「Super One Chipシリーズ」の新製品として、小型フラッシュメモリーカードのインターフェース機能を搭載した「R5C590」を開発し、サンプル出荷すると発表した。
「R5C590」は、ノートブックPCや省スペース型デスクトップPCの高機能化、小型化による基板実装の厳しい面積制約に対応するために、PCインターフェースLSIとして初めて、PCカード、IEEE1394、小型フラッシュメモリーカードの3種類のインターフェース機能を1チップに搭載したもの。
パソコン本体部(PCIバス仕様2.2に準拠したPCIバス)に対し、PC カードインターフェース、IEEE1394インターフェース、さらにメモリースティック、SDメモリーカード(MultiMedia Card)、スマートメディアカードといったフラッシュメモリーカードとのブリッジ機能を提供する。
PC カードインターフェースは2スロット、IEEE1394インターフェースは2ポートをサポート。フラッシュメモリーカードは、PCMCIAで規格化検討されているカードベイ規格に準拠したパッシブアダプターカードによるインターフェース方式を採用している。
メモリースティックは「Memory Stick Standard Format Specification Version 1.3」準拠、SDメモリーカードは「SD Memory Card Specification Version 1.0」準拠でMultiMedia Card(MMC)の動作も可能、スマートメデイアは「Smart Media Standard 2000」に準拠となっている。
パッケージはCSP 272ピンとBGA272ピンが用意され、サンプル価格は3,000円。
<コメント>
ノートPC向けのLSIだが、メモリーカードのI/Fを内蔵していることが目新しい。今後、デフォルトで各メモリカードに対応するノートPCや省スペースPCの登場が期待されるが、著作権保護機能について触れられていないのが気懸かり。
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