米Rayovacは、充電時間を15分以内にする充電池技術を開発したと発表した。
これはニッケル水素充電池に同社が特許出願中のI-C3(In-Cell Charge Control)技術を組み合わせたもの。
電池内の電圧センサーが充電中の化学反応を監視するこの技術により、充電時間が短くなるだけでなく、一般的なアルカリ電池の4倍長持ちする効果もある。
1,000回以上の充電に耐えることができ、デジタルカメラやMP3プレーヤー、携帯電話などに最適としている。
RayovacではOEM先との提携を検討しており、製品の発売は2003年後半予定となっている。
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バッテリーでは燃料電池などが注目を浴びているが、既存技術の応用でもまだ性能の伸びる余地があることに驚かされる。現行機器との互換性が期待される。
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