NEC(NECエレクトロンデバイス)は、パソコンの汎用シリアル・インタフェースであるUSB2.0に対応し、世界で初めてEHCI 1.0に準拠した次世代USB2.0ホスト・コントローラLSI「μPD720101」を開発したと発表した。
NECは、2001年3月に世界初のUSB2.0ホスト・コントローラの量産を開始し、2002年3月までの1年間で累計400万個を出荷している。今回の製品「μPD720101」は、低消費電力かつ高速のデータ転送を必要とするノートパソコン市場向けに製品化したもの。
新製品の主な特徴は以下の通り。
1.USB周辺機器未接続時およびPCスタンバイ時の消費電力を従来の10分の1以下となる11mA、USB2.0周辺機器使用時(フル接続時)の消費電力を従来の約2.5分の1となる220mAと大幅に削減
2.USB2.0ホスト・コントローラの標準仕様であるEHCI(Enhanced Host Controller Interface Specification) Rev1.0に準拠し、従来よりデータ転送レートを20%向上
3.144ピンQFP/FPBGAパッケージを採用し、実装面積を当社従来製品比約30%削減
サンプル出荷は2002年4月開始予定。サンプル価格が5000円/個となっており、量産開始時期は本年7月を予定。なお、NECは2002年度に新製品を含めたUSB2.0対応ホスト・コントローラLSIを1000万個出荷する計画。
<コメント>
EMDプレーヤーに搭載される記録媒体はフラッシュメモリも容量が大きくなる傾向であるし、HDD搭載モデルも増えてきている。早晩、楽曲ファイルの転送速度が問題になると予想され、Windows環境においてはUSB2.0は重要な位置を占めている。
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