米RealNetworksとソニーは、デジタルコンテンツ配信ソフトウェア技術に関する戦略的提携を結び、ソニーがリアルネットワークス株の約1%を取得することにも合意したと発表した。
両社は2000年1月に著作権保護された電子音楽配信環境の実現に向けた戦略的提携合意を結んでおり、ソニーの音声圧縮技術「ATRAC3」や著作権保護技術「Open
MG」と、リアルネットワークスの製品である「Real Player」や「Real Juke Box」などを統合してきた。
今回の合意は、この既存の提携をさらに強化することを意味しており、具体的には以下のような協力関係を設定している。
・「ATRAC3」のリアルネットワークス製品へのさらなる統合
・ リアルネットワークス製品のソニーの幅広いネットワーク対応家庭用機器への採用
・ ソニーのポータブルオーディオや「Net MD」のような「Open MG」機器における「RealOne」などのリアルネットワークスのソフトウェアの互換性強化
また、「Open MG」をリアルネットワークスのデジタルコンテンツ配信技術に組み込むことも検討している。
ソニーはこれらの統合されたデジタル配信技術をソニーのネットワークオーディオ製品やソニーコンピュータエンタテインメント(SCE)のプレイステーション2(PS2)など、様々なネットワーク対応家庭用機器に採用することを計画しているとしている。
<コメント>
意外にも両社の関係は古く、最初の提携は2年以上前に遡る。Realの技術がストリーミングを指向しているだけに、ダウンロードについては完全にソニーの技術を取り込んでいくものと見られる。対するMicrosoftは両方の技術を持っており、両社と伍して行かねばならない。
関連リンク:ソニーの発表リリース |