セイコーエプソンは、パソコンを使用せずに2つの周辺機器を相互に接続できるUSBの新規格「USB On-The-Go(OTG)」の機能をワンチップに搭載したコントローラLSI「S1R72005」を開発したと発表した。
「S1R72005」は、パソコンと周辺機器を接続するインタフェース「USB(Universal Serial Bus)」の新規格「USB OTG」に対応したコントローラ用のLSI。
USBのホスト機能とペリフェラル機能に加え、パソコンを使用せずに2つの周辺機器を相互に接続できるUSBの新規格「USB OTG」の機能をワンチップに集積し、フルスピード(12Mビット/秒)モードの転送速度を実現する。
エプソンでは、3つの機能をワンチップに搭載したことによって、小型携帯機器にも容易にホスト機能やOTG機能を持たせることができ、例えば携帯機器同士の接続では、仲間同士での画像・着メロ・アドレス帳データなどのプライベートデータを、高速で手軽に転送することができるとしている。
「S1R72005」は、2002年9月から量産出荷を開始予定。2002年12月までに50万個の出荷数量を予定している。サンプル価格は1,500円。
<コメント>
大容量のファイルをやり取りするオーディオプレーヤーはインターフェースの規格も重要。高速性が求められている一方で、OTGのような使い勝手の需要がすくい取れるかが鍵になるだろう。
関連リンク:エプソンの発表リリース |