日立製作所 半導体グループは、松下電器産業が開発したSDカードの著作権保護技術であるCPRM機能を内蔵したSDカードホストインタフェースのIPのライセンス供与を受け、SDカード対応製品向けのシステムLSIの量産を2003年3月から開始すると発表した。
SDカード応用製品の対象となるのは、携帯電話向けアプリケーションプロセッサー SH-Mobile。
SH-Mobileは、2.5G/3G次世代携帯電話のアプリケーションプロセッサーとして、音声や動画などのマルチメディア・アプリケーションを専用に処理する多機能プロセッサ。CPUコアとして「SH3-DSP」を内蔵するとともに、各種マルチメディア・アプリケーションを実現するために必要な周辺機能やインタフェース、内蔵メモリを搭載している。
日立では、SDカード応用製品に使用されるSDカードホストインタフェース内蔵システムLSIに求められる市場の要求として、「SDカードとの相互接続性の確保」と「デジタルオーディオシステムで必須となる著作権保護の確実性」を挙げており、SDカードの応用機器で実績を持つ松下とSDホストインタフェース制御回路技術を共通化することによって、市場の要求に応えていくとしている。
また、2003年3月から量産開始するSH-Mobileに加え、SuperHファミリ、H8Sシリーズにおいても、SDカードに対応した携帯電話、カーナビゲーション、デジタルスチルカメラ、パソコン周辺機器等の応用製品向けに幅広いソリューションを提供していくとしている。
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前週のマジックゲートのIP供与に続く日立のシステムLSIの著作権保護技術搭載に関するリリース。音楽配信自体を疑問視する論評も多い昨今、日立の取り組みが実を結ぶことを期待したい。
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