日立製作所、Ingentix、松下電器産業 、サンディスク、および東芝 は、フラッシュメモリーカード用のモバイルコマース拡張規格を策定したと発表した。
このモバイルコマース拡張規格は、現在利用可能なフラッシュメモリーカードの記憶媒体としての機能に加えて、新たにセキュリティ機能を実装することができるというもの。
一枚のカードの中に大記録容量と高度なセキュリティ機能を統合することにより、オーディオなどのコンテンツ保護に加え、モバイルコマースの個人認証機能が提供でき、携帯電話、PDA、ノートブックPCなどに利用できる。
さまざまなカード標準化団体やカードベンダーが規定している特定のカードの仕様 (カードの寸法、形状、電気仕様など) に依存するものではないため、現在商品化されているCompactFlash、SD Memory Card、 MultiMediaCardやその他全てのフラッシュメモリーカードにて採用することができ、また特定のオペレーティングシステムにも依存しない。
フラッシュメモリーカードへのセキュリティ機能を実装するこの規格は、開かれた標準仕様として、ライセンスされる予定で、さまざまなカード標準化団体、カードベンダー、デバイスベンダーが採用することができる。
モバイルコマース拡張規格書、およびライセンス関連のドキュメントは2002年10月に準備、公開する予定としている。
<コメント>
PDAや携帯電話にも採用され始めたフラッシュメモリーカードに各種機能を持たせようと言うアプローチは十分理解できる。ただ、オーディオファイルのセキュリティ技術は既にいくつもあり、この規格がそうした意図で利用されるかは現時点では不透明。
関連リンク:日立製作所の発表リリース |